国際ロータリー 第2740地区  第8グループ 諫早市内5クラブがあり、諫早西RCの他、諫早RC、諫早北RC、諫早多良見RC、諫早南RCがあります。

第1468例会

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第1468例会

平成28年2月10日 12:30~13:30

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来訪者紹介

  • ゲスト 古賀 浩一様

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会長の時間 日高会長

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  • 皆さん、こんにちは。昨日、今日と暖かい日が続いていますね。これから段々と過ごし易い陽気になって行きますが、季節の変わり目です。体調をしっかり整えましょう。
     さて、先日は台湾の大地震に続いて櫻島の噴火が有りました。そう言えば、先月の40年振りとかの大雪で私達も大変驚きました。
     気候の話はこれ位にしまして、今週の土曜日は第7、第8グループのインター・シティー・ミーティングが開催されます。今回は諫早ロータリークラブかホストクラブとなって行われますが、特に5年未満の会員の皆さんに参加して頂きたいと。これ迄のIMとは一味違った内容になっております。私達のクラブでも先月の27日に新入会員の皆さんに参加して頂き研修会を行いましたが、又改めて『ロータリーとは何ぞや』と云う初心に返った非常に意味の有るIMになっております。しっかり勉強して私達のクラブテーマ『心も新たに奉仕活動』を実践して行きましょう。
     皆さん、先週のガバナーズ・マンスリー・レポート2月号をお読みになった事と思いますが、6ページに私達、諫早西ロータリークラブの昨年10月に行われました『市民と留学生のつどい』の報告が大変大きく掲載されております。まだ読まれていない方は是非お読みください。会長の時間を終ります。
     

幹事報告 山口幹事

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  • 例会変更
    • なし
  • お知らせ
    • 次期ガバナー補佐 千葉憲哉 氏より
      • 「クラブ協議会」開催日程の確認について
        9月 7日「諫早西RCクラブ協議会」、9月14日「諫早西RCガバナー公式訪問」の予定とされております。     

委員会報告 

  • 会報・広報・雑誌委員会 山本委員長
    • 会員ポストの件ですが、ポストに会報が沢山で入らない方もおられます。
      例会終了後、お帰りの際に持って帰られるようお願い致します。

スマイル発表 立野会員

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クラブフォーラム

  • 部外卓話「我が息子の青年海外協力隊活動について」
    • 古賀 浩一 様

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  • 協力隊参加のきっかけ
    日体大に進学し体育の教員になるために進学。
    野球部に入部するも、部員数は150名程度で1軍には甲子園に出でた選手が多く在籍しており、全く通用しなかった。4軍からのスタートで、試合に出たい一心で朝から晩まで練習していた為、野球中心の生活であった。一度だけ1軍まで行ったが、まったく結果を出せず3ヶ月で2軍に戻された。結局4年から就活組(4年時に1軍に残れなかったら就活生となる)に回される事となる。
    4年生となり、大学生活を振り返ってみて、野球を頑張ってきた後悔はないが、学生として学ぶべき事や、体験しておくべき事が全くできていなかった。視野が狭い自分に気づきとても焦り、いろんなボランティアやバイトに明け暮れた。
    そんな中、社会福祉学も勉強していた為、教授の紹介により児童養護施設で働き始めた。自分が担当だった子ども達は被虐待児がほとんどで、望まない妊娠ですぐに預けられた子、酷い暴力を受けて育った子、ゴミ屋敷で放置され生きていた子、さまざまだった。子どもはもともと好きだったし関わる事はそう難しくはないと思っていたが、知識も経験も足りず子ども達のケアをなかなか上手く出来なかった。子どもの中には、フィリピン人やナイジェリア人とのハーフの子もおり、生活して来た環境や、文化も全く違う人と関わるには、自身の価値観や視野を広げ、いろんな経験をする事も必要だと考えた。
    今しかできない経験がしたい、自分自身が成長すればもっといいケアができると考えていた時、青年海外協力隊の事を知った。「自分も世界も変える仕事」という広告を見て、そんな大それた事はできないと思ったが、挑戦してみたいという思いから受験した。
  • タンザニア紹介(現地での生活、第二の母国の素晴らしさを)
    東アフリカの中央に位置し、北にケニア、南にモザンビーク、西にはウガンダ、などに囲まれている。日本からは飛行機でまずドバイまで10時間、ドバイからダルエスサラームまでさらに5時間。時差は6時間。タンザニアは、アフリカ主義の精神を大切にした国であり、全土でスワヒリ語というアフリカ特有の言語が通じる。他のアフリカ諸国では珍しいことで、英語やフランス語、など植民地にされた国の言語を国の統一言語にして、各部族でその言葉を話す事もあり、部族同士での紛争も多い。タンザニアは各部族の言語があるが(例えばマサイ族の言葉など130種族)、基本的にどんな人でもスワヒリ語が話せる事もあり、比較的情勢は安定している。他の国に比べると比較的平和だが、スリや強盗っていうのは日常茶飯事で、危ない経験はした。マラリヤという日本ではまずかからない病気も存在するため、A・B型肝炎、腸チフス、黄熱病等の予防接種も10本程度受けた。タンザニアは日本との協力関係は非常に古く、昭和41年から青年海外協力隊を派遣している。ボランティア分野以外に関してはインフラ整備と保健医療の支援が行われている。

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  • 仕事内容(仕事を行う上での苦労や成功)
    所属はテメケ区役所教育局。区内の小中学校および教職員の管理、貧しい子ども達に技術を身につけさせるための職業訓練センターの運営を行なっている。
    要請内容は「青少年に対してライフスキル教育の実施、学校保健分野の有効性の紹介」タンザニア最大の都市であるダルエスサラーム市テメケ区において、青少年に対しライフスキル教育を実施していた。テメケ区は、ダルエスサラーム市に3つある区の中で、最も貧しい層が暮らす地域であり、薬物依存者やHIV・エイズ患者が最も多い。そこで、学校保健を充実させる為に、さまざまな学校を巡回し教師と協力しながら活動していた。

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  • 野球普及活動(一から始めた野球の過程と現在)
    仕事が起動に乗り出してから、余暇の時間を使ってタンザニアの学校でも部活動として野球を教えたいと思うようになっていた。しかし、野球道具はもちろんなく、木の枝でゴミを丸めたボールを使って近所の子ども達と少し遊ぶ程度しかできていなかった。そこで、世界の笑顔プロジェクトという制度を使って野球道具を求めた。だが、後任がいない為自分の任期が終わった後道具が活用されなくなるとの事で許可を得られずにいた。そもそも派遣先での活動内容とも異なっていた為、諦めかけていた。そんな時に、かつてガーナで野球の普及活動をし、ガーナナショナルチームの監督まで務めた、友成氏がJICAタンザニアに赴任した。NPO法人アフリカ野球友の会の会長でもある友成氏の協力のおかげで野球道具を手配できる事となり、野球チームの設立に向けて動き出す事となった。当時タンザニアでは、野球は全く知られておらず、学校の部活動として野球を教えるのはタンザニアでも初めての事であった。まずは、基盤作りの為にタンザニアスポーツ局長に直接交渉し、自身の職場から近い2校で野球部の立ち上げを了承してもらった。そして、学校にいる体育の先生と協力して生徒を募集して野球の授業を開催する事となった。2012年にゼロからスタートしたタンザニア野球。アフリカ野球友の会の仲間達を中心に、こつこつ種を蒔き、汗をかいた結果、多くのタンザニアの青少年が、野球を通じて成長しました。今後は、タンザニア人による自立的な運営が必要になってくる。現在は、第三回タンザニア甲子園大会の開催に向けて準備を進めているところであるが、日本の2.5倍の国土を有するタンザニアで全国大会を開催するには、資金面での支援が必要な状況である。

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  • 活動を終えて
    何より出会えたタンザニア人にみんなに感謝。
    異文化生活の中で苦労する事が多く、何もできず無力感を感じる事も多かった。時には、タンザニア人の適当さに振り回され、逆に世話を焼き過ぎて面倒がられたり、見た目や東洋人に対する偏見から馬鹿にされたりもした。しかし、そんな辛い時期に支えてくれたのもタンザニア人であり、気つけば助けてもらってばかりだった。タンザニア人の暖かい心に触れ、困っている人への思いやりの大切さやその有り難さなど、逆に教えてもらう事の方が多かったのかもしれない。国や文化が違っても心から信頼でき一緒に笑いあえる仲間や同僚ができた事を心から嬉しく思う。愛嬌たっぷりのタンザニア人に出会えた事は自分の人生の宝物となった。本当に夢のような2年間で、今考えても夢だったのではないかと思えるほど別世界であった。お世話になったタンザニア人に感謝の気持ちを忘れずに、この貴重な経験を自分の人生に活かしていかなければならないと思う。自分自身現在は東京都の児童相談所で児童虐待対策を行なっている。虐待通告はあとをたたずに電話が鳴り止まない。業務量も膨大な上に、虐待対応なので保護者と対立関係になることも少なくない。だが、今は異文化交流の経験が生きていると感じている。まずは、目の前の個人それぞれを全力で理解し受け止める事から始める。当たり前のようでなかなか難しい事だ。同じ日本人であっても、住んでいた地域や文化、家族のあり方など違いばかりで、日本国内でも異文化交流だらけだからだ。また、近年は外国人対応も多く異国に来た外国人がどんな思いで生活しているか同じ経験をした分、少しは理解できると思っている。海外生活を経験した事で日本の素晴らしさを再確認することができたし、この経験への感謝の気持ちを込めて日本がより良い国になるように、小さな力ではあると思うが日本の未来の為に人づくりの分野で貢献していきたいと思う。
  • 親友ポトポトからもらった言葉
    Milima haikutani lakini binadamu hukutana mungu akipenda tutaonana tena
    「山は互いに会う事は出来ないけど、でも人間はまた会える。きっとまたどこかであいましょう」
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今日の食事

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  • メニュー
    • 茶碗蒸し
    • ちらし寿司
      (平寿・鰻・牡丹海老・烏賊・イクラ・鯛・蛸・サーモン・胡瓜・大葉・ガリ)
    • 鶏南蛮 タルタルソース
    • 味噌汁
      (伊勢海老・小葱)
    • プチケーキ
  • 合計980㌍

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