第1446例会

a:172 t:1 y:0

第1446例会

平成27年8月5日　12:30～13:30

画像の説明

会長の時間　日高会長

画像の説明

皆さん、こんにちは。毎日暑い日が続いております。屋外で仕事をされている人は体調に充分注意してがんばって下さい。
さて、現在新聞紙上で最も問題になっているのが日本の法律を変えると云う問題ですね。テレビを見ても連日国会中継が有っております。ロータリーでは政治と宗教の話はタブーとされていますので詳しく話せませんが、８月９日は長崎に原子爆弾が落とされ何万と云う人々が亡くなられて今なお原爆病で苦しまれております。私達のクラブでは殆んどの会員さんは戦争を知りませんが両親や祖父母から聞かれた事が有るとおもいます。日本は二度と戦争はしないと世界に宣言しました。この誓いを日本人として絶対に忘れてはならないと思います。
皆さん方のお父さんの中には本当に苦しい戦争の体験をされた方も居られると思います。ですから私達もこれから日本を背負って行く子供、孫達に語り伝えて行く責任があります。間もなく８月１５日がやって来ます。御先祖の供養と共に心を新たにして安倍首相が唱えられた美しい日本を守って行きましょう。会長の時間を終わります。

幹事報告　山口幹事

画像の説明

休会
- 諫早ロータリークラブ
  日時：平成２７年８月１４日（金）
  ※定款第６条第１節により
- 諫早北ロータリークラブ
  日時：平成２７年８月１３日（木）
  ※定款第６条第１節により
お知らせ　　　　　　
- ガバナー事務所より
  - 「青少年奉仕セミナー」開催のご案内
    日時：平成２７年９月５日（土）１２：３０～　受付開始　
    １３：００～　開会　
    場所：東彼杵町総合会館２Ｆ　大会議室

神崎ロータリークラブより
- 「創立３０周年記念式典並びに祝賀会」のご案内
  日時：平成２７年１０月１７日（土）
  １４：００～　受付
  １５：００～１６：００　式典
  １６：１０～１７：１５　記念公演
  １７：３０～１９：３０　祝賀会
  場所：ホテルニューオータニ

８月誕生日会員紹介

画像の説明

宮本　峻光君
草野　恵介君

来訪者

なし

委員会報告

親睦活動委員会　野中委員長

画像の説明

納涼例会について

スマイル発表　毎熊会員

画像の説明

クラブフォーラム

委員会卓話　辻本会員

地区会員増強委員　　久保会員

画像の説明

《ロータリー未来予想図》
　２０１７年７月、ロータリーの新しい年度が始まり、新しい会長、幹事、役員、理事によって最初の例会が始まりました。貴方は新しい気持ちで例会場に向かい席に座ります。周りを見渡すとご婦人方や若い人たちがたくさん出席しています。
　ここ数年の間に会員増強によって会員数も５０％増加しています。大変活気のあるクラブになっているようです。
　親しい友人が挨拶のために傍に近寄って来ました。一言二言、言葉を交わす内に親しみと友情を感じる至福の時です。友人はおもむろに貴方に言います。「ロータリー財団の寄付をお願いするね、次は君の番だから・・」そう言えば友人は、今年度はロータリー財団の委員長になっていました。
　新しい会長の新年度方針の挨拶が始まりました。「・・・会員皆さんの協力ならびにご婦人のご理解のもと会員増強５０％を達成することが出来ました、本年度はさらに入会されていない会員の奥様方にも入会していただいて１００％の会員増強を目指したいと思います・・・」
　貴方はまだ妻には強く入会するように説得していません。妻はＰＴＡ活動やボランティア活動で忙しくしていて話しそびれています。
　そういえば、２０１６年の規定審議会でいろいろ規定が変わったと言っていたな。確か、うちのクラブは、例会は月に２回にするみたいだし、準会員も正式に認められたらしい。そうすると妻の会費を払う必要もないし、準会員の妻は例会も出席義務がないし、ロータリー雑誌も取らなくていいし、何よりも食事代など色んな会合の費用やＲＩ人頭負担金は、免除はないがクラブで負担してくれるらしい・・・。これなら妻を説得できるかもしれないと貴方は思いました。
　でも、次週貴方はクラブに行ったとき愕然としました。会員の数が半分しかいません、昔と同じです。むしろベテラン会員が多く退会していて貴方の居場所がなくなりつつあるような感じがして寂しい気持ちになりました。
名目上の会員は増えたけど、なんだか寂しくなったなと感じてしまいます。
《ＲＩの目指す会員増強とは》
　ＲＩ理事会は、２０１１年７月～２０１４年６月、地区別会員増強プログラムの試験期間を開始しました。準会員、法人会員、革新性と柔軟性のあるクラブ、衛星クラブの４つです。
　アジアとくに台湾、韓国は、この試験的プログラムに多くのクラブが参加し、台湾４９％、韓国２３％などアジア諸国で爆発的な会員増強を達成しました。しかし中身は試験的プログラムの結果でした。
この結果を見てＲＩ理事会は、さらに２０１７年６月を終了とする第２期の試験期間をおこなう為延長しました。
　２０１６年の規定審議会でこの結果に基づいて正式に承認されるでしょう。以前Ｅクラブが承認されたように・・・
　ロータリーの未来予想図は、現在、台湾・韓国で起こっている事実を前提に、あくまで私が想像したものにすぎません。
　これから皆様のクラブでもガバナー公式訪問やガバナー補佐協議会が開催されると思います。ガバナーの皆様がどこまで、会員増強の試験的プログラムの具体的適用事例や台湾・韓国でどの様にこのプログラムが適用され、その結果がロータリーの将来に重大な変更や変貌をもたらすことについて、会員の皆様に話されましたか？また問題意識すらなく、いまだＳＡＫＵＪＩ大作戦を夢見ておられるのか？きたんのないご意見、コメントをお願いします。
　また皆さんがガバナーに直接聞くのは公式訪問の時しかありません。
《ロータリー未来予想図２》
・・・会員は増えたけど、なんだか寂しくなったなと感じてしまいます。
　貴方は気を取り直して、今年度は、自分はどの委員会に配属されたのかを確認して頑張ろうとクラブ活動計画書を開きました。
　何べんも見ましたが職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕委員会などの見慣れた文字が見当たりません。
　代わりにクラブ管理運営・会員増強・広報・奉仕プロジェクト・ロータリー財団委員会になっています。
　貴方は恐る恐る隣の会員に尋ねます。「職業奉仕や社会奉仕委員会はどうなったの？」、「あ～、みんな一緒くたに奉仕プロジェクトになったんよ。今までみたいに多くの奉仕活動するお金がクラブにはないんよ・・」
そう言えば、数年前までは、会員４０人で平均的なクラブ会員数でした。現在、会員の配偶者が２０数名そして学友といわれる若い会員が数名入会して大所帯になっています。
　その間会費は上がっていませんし、配偶者から会費を貰っていません。その割に月に１回程度の配偶者同席例会は以前に比べたら食事の質も数段に上がっています。なんとなくクラブにお金がないのを納得しました。
　しかし、奉仕活動が少なくなったのは何となく納得できません・・・。
そこへ会員増強委員会の友人が話しかけてきました。「君の奥さん、まだ入会しないの・・会費はいらないのに・・」、貴方は「妻は無職だけど職業分類はどうするの・・？」。「何とでもなるよ、君の手伝いをしていたら君の職業分類で一緒でもいいし、手伝いをしていないなら専業主婦・・あっ、かっこ悪いなら、ボランティア活動のサークル名で適当につけてもいいよ・・・」
　またしても貴方は何となく納得できません。でもここで異を唱えたら、大人気ないと思い黙って聞いていました。
　夜、妻にロータリークラブに入会しないかと話し、会費がない事とか、出席義務がない事など伝えました。妻は断るものとばかり思っていました。「貴方、私、入ってもいいわよ。だってお金が要らないんでしょ。それに月に１回の豪華なディナーが食べられるし、なんか上流階級って感じじゃない、ステキだわ・・・でも着て行くドレス服あったかしら・・・」
　貴方はそれ以上何も言いませんでした。たぶん着ていく洋服がないと言って妻に買わされるんだろうと思いつつ・・・つづく

《ロータリー未来予想図３》
　今日は、妻が入会して初めての配偶者同席例会です。朝からウキウキしている妻を見るのは久しぶりです。貴方は誕生日のプレゼントで貰った一番いいネクタイをして身だしなみを整えます。
　貴方が運転する車がホテルの玄関先に到着するやいなやドアボーイが駆け寄ってきて、妻の乗っている助手席のドアを開けエスコートします。まるで外国映画のワンシーンの様にエグゼクティブな扱いです。リッチな気分にさせてくれます。
　妻と一緒に例会場に入ると、着飾ったご婦人方が大勢いて華やいだ雰囲気を醸し出しています。まさに紳士淑女の社交場という言葉どおりです。妻の顔を見ると少し興奮しているのか赤らんでいます。貴方も少し高揚しています。
　例会が始まり、ジョークをまじえた会長の挨拶が始まりました。みんな楽しく食事をしながら聞いています。笑い声や拍手が堪えません。素晴らしいロータリーファミリー例会だと貴方は感じています。
　今月はロータリー財団月間という事で、財団委員長の話が始まりました。「本年度の目標は会員一人当たり１００ドル＝１万円、米山奨学に一人当たり１万５千円をお願いします・・・」と言っています。貴方は例年どおりだなと思いましたが、「まてよ、私は妻と二人分になるのかな？」と疑問が浮かびます。
　そうこうするうちに、委員長から今年の財団寄付の内諾を得た方の名前が次々と発表されていき、名前を呼ばれる度に拍手が起こります。
　突然、貴方の名前が呼ばれ周りのご婦人から拍手が起こりました。貴方は先月友達から財団寄付のお願いをされていた事を思い出しました。妻の顔をチラリと見ると笑っていますが目が笑っていません。まるでそんなお金があるのなら、私にもっといい服を買ってよと言っているようです・・・
　貴方は財団に寄付したお金の半分は世界の奉仕の為、後半分は地区に返ってきて地域の奉仕活動の為に使うんだと説明して妻の了解を取りつけようと懸命に説明します。
　でも貴方は、世界の為に使われているお金が具体的どのように使われているのか報告を受けたことは一度もなく、よくわかりません。
　しかし、地区補助金は昨年補助金申請をしたので、ある程度理解しています。貴方の地区は会員２千人ですから３年前の寄付金額がほゞ２千万円でした。半分の１千万円が地区にきましたが、その半分の５百万円は外国のロータリーと提携した事業にしか使えません。そして地区のクラブで自由に使える５百万円の半分は地区から派遣する奨学生に使いたいとの地区幹事の意向で、結局残り２５０万円を５０クラブで分けることになりました。貴方のクラブにきた補助金はわずか５万円でした。クラブからの寄付金４０万円の８分の１です。その為多くの申請書類に時間と手間を費やした事を思い出しましたが、妻には言いませんでした。
　奥様方の多くは、なにがしらボランティア活動をされていて、何名かの方がボランティア活動の素晴らしさとカンパのお願いをされています。そのカンパの箱が貴方の席にも回ってきます。貴方は妻や周りのご婦人の手前、財布からカンパをしなければなりません。次から次へと回ってきます。まるで集金箱みたいに・・・貴方は心の中で会費は上がっていないけど倍のお金をロータリーに使かっているな・・と思いました。
　周りのご婦人方は、夫の自慢、子供自慢、孫自慢まるで自慢話のオンパレードです。友人達は笑いながら、当たり障りのない受け答えで和やかに時間が過ぎていきます。実は貴方は、いつも仕事などで相談に乗ってもらう友人に話がありました。しかしこの雰囲気でそんな話をしたら、後で「あそこの会社危ないじゃないの・・」と友人の奥様から言われそうで話しませんでした。
　時間がすぎ例会も終了となりました。貴方は妻と車に乗り家へと帰ります。車の中では妻はまだ興奮しているのか、奥様方のファションとか飾り物の話で尽きません。そういえば妻の服は周りの服に比べてやや見劣りがしてましたが、そんな事は口が裂けても言えません。
　貴方は、ふと、タイでボランティア活動をしている日本人ロータリーアンが言っていた言葉を思いだしました。「タイの貧困な子供たちの食事代は１万円もあれば何十人もの食事代になります・・・」そして去年ロータリークラブを去った先輩ロータリアンの言葉を「ロータリーは変わったもんね・・」